
さて、土地のゲットに成功した私達ですが、『水』なる難題にぶつかりました。(前回までのストーリーは、こちら。)
どうしよう。どうしようと悩んだり、何か解決策はないか?と考えてみたりの日々でした。
と、そんなある日、ふと『あるニュース』を耳にしたのです。
それは、
“家の所有している土地の近く一体が、大手建設会社により、開発されるらしい!”
何でも、200〜300世帯の住宅を建設予定との事。
もし、家の土地付近だったらお水のラインを引いてもらえるかしら

などと甘〜い考えを持ち始める2人。
しかし、
家の近所でも、ちょっと遠い近所だった。

パパの調べによると、当時は地域の反対で随分モメました。(テレビでも取り上げられたくらいです。)
土地をチェックに行くたびに、顔見知りの方達は『建設反対』を熱く語りました。私達2人は心の中では『建設によってお水が貰えないかな〜。』などと淡い下心を持っていましたが、地域の方の前では、「本当にプライバシーが無くなって困りますよね!!」と言ってみたりもした。(正に“本音と建前”ですね。)主人なんかは、『oooの自然を守れ!』なるステッカーをトラックの後ろに貼っていた...

私達って『仮面をかぶった夫婦かしら?』。
そんなある日、私達の耳に入ったニュース!
大手建設会社の大型住宅建設計画が市の承認を得る。
(当時予定していた300+戸より市の提案する200+戸案を受け入れた事により合意を得た模様です。)
ハッキリ言って複雑な気持ちでした。お水を引けるかもしれないというウレシイ気持ちと同時に、子供の安全を考えて不便でもチョット山の中にあるこの土地を買ったのに、この建設により安全でなくなるのでは...という気持ちが交差しました。
まあ、成り行きを見守るしかないんですけどね。
主人の説明では、大型(一戸建て)住宅地を建設をする場合、郡の規定により、
・非難ルートの確立。
・トラフィック回避の為、道幅の狭い所は少なくとも片側一車線の確保。
...等々が必須条件だそうです。
しかし、近所の方の話では、家の土地のある場所は、開発地区から外れる為、殆どなんら影響がないらしい...でした。


それじゃあ『お水ゲット』の計画が〜〜〜〜〜無し?

ところが、ある日、主人は市の水道局に勤めていらっしゃる知人の方から意外な話しを聞きました。
次回は、『小さな希望』と、出来れば現在までに至る過程を書ければと思っております。お楽しみに!!
